哀しみ・・・
見捨てられたわけではないと
そう思いたいだけ
僕を抱きしめた その指で
君は何を感じてる
彷徨う道端で 何度も
捨てた心を拾い上げては
君はそれを・・・
僕に見せてきたはずなのに
僕を抱きしめる その指が
少しずつ離れてゆく今
どうすれば・・・
それでも僕の帰る場所は
いつでも君のいる場所
たとえ希望が
朝日にとけ込まなくても・・
2006年11月
Tea*Rose
それは愛なんかじゃない
着ていた服を脱ぐように
名前を変えても
君の本質は変わることはないよ
だってそうだろう
こっそり覗く世界のどれにも
僕の姿を創りだして
眺めているなんて
君の視線が
僕を苦しめているのが
わからないのか?
僕をこれほどまでに追い詰めて
瞳に閉じ込めるなんて
君って人は・・・
いったい
何処まで・・・
愚かな生き物なんだ
僕の心で愛を増殖させて
少しずつ
理性を食い尽くすなんて
君の変わらない本質に
僕の本質から逸脱した寂しさが
依存してしまうんだ
君はなぜ僕を困らせる
どこまで
僕の人生に関わるつもりなんだ
いったい・・・
君って人は
Tea*Rose
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ちょっと暑さで壊れ気味?
あるがまま・・・Ⅹ
起きた朝
あるべき場所に太陽がなかったから
六月の空
裏切りに似た雲を訝しげに見つめ
抱えたバッグ
雨と決めこみ時間のポケットには傘
佇む駅のホーム
箱から流れ出る呟きを尻目に
嘘を閉じ込めた溜息
電車の窓から丸めて一つずつ放る
降り立った季節
浮かぬ顔をした空は裏切り
槍のような雨
濡れてゆくカラダは透明になる
反芻する毎日
バッグに乱雑に詰めた後悔を撹拌した
傘がない
仕舞い忘れた何かに気づく
光を放つ心
言葉で濡らしたくなくて空に弁解する
交差点
見知らぬ人が口々に悪態をつく
落ちている言い訳
これもあれも違うと投げ捨てて
冷たいカラダ
濡れた服の重みで足を引きずる
泣き顔
隠れた裏通りで頻りに風が囁く
あるがまま
あるがままに
すべてを認めて手を伸ばせと
いま居る場所
目を凝らせば真実が
いつしか
白い服は乾いてた
風が・・・
「しあわせのゆくえ」
Tea*Rose
厚い雲・・・
貴方の危うさが私を引き止める
心に入り込もうとするたびに
ピシャリと扉は閉められた
虚ろな眼差しは遙か遠くを見つめ
言葉を発せずに
見えない圧力で縛ろうとする
昨日の涙の痕も
消えかけた今日
私の歩く姿に影はない
光毀れる言葉を求め
貴方の苦しみに追いすがり
私は私でなくなった
纏う言葉で
心に雲が湧き
無数の言葉を感じた夜
一度のくちづけの記憶は
なんの意味もなく
酷く穢されたように怯える肩
今が今と感じない刻の狭間で
貴方の危うさだけが
心の鍵を握り締めて
開かずの扉の前で
褪せた記憶
必然のさよならをぶつけ合う心
割れた欠片を残して
あの日の前に佇む私に
初めましてと貴方は声をかけた
もう忘れてしまいたいのか
私のことなど・・・
今を突きつけた道しるべ
昼間の消された光は
心に届かない
逢えない夜も自分の危うさに壊れ
乾いた唇に貴方を重ねた
指でなぞる記憶が
貴方によって消されてゆく
貴方が来ない夜
求めた風の声が
まるで耳鳴りのように響いて・・・
Tea*Rose
*******************************
本当の私に・・・
気持に纏った言葉は
見せ掛けの服
はらりと今夜は脱がせてください
逢えないあなたを待って
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白さゆえに・・・
未熟者ゆえに
その白さに耐え切れず
色に染まることを恐れて
心を殺しているんです
その白さゆえに
曲がることを忌み嫌い
まっすぐに生きようと
罪を犯してゆくのです
悲しみに染まる心は
汚れた私を許せなくて
自分自身の鎧の重さに
心を壊してゆくのです
その白さゆえに耐え切れず
傷つけられた心を癒そうと
未熟者は戯言を綴り
想いを流れ落としているのです
叩きつけられた心は
自らの掌を傷つけて
ドクドクト赤い色に染め
痛みに耐えているのです
白さを許せなくて
でも、その白さを貴方に求めて
ぽたぽたと流れ出る
涙と同じように
真っ赤に染まった掌を眺めては
さっきから痛みも感じずに
その白さを許せなくて
でも、その白さを貴方に求めて
すべての痛みも
痺れて感覚さえもなくなって
心は停止したまま
貴方の目の前で赤く切り裂いた
Tea*Rose
********************************
あなたが投げた想いのボール
いつでも胸の真ん中に
必ず取れるように
優しさをこめて私の為に
いつからだろう・・・
あなたが投げた想いのボール
草むらに叩きつけるように
弾かれた心はどこへ
探しても探しても
見つからないの
私の心を通り抜けて
転がっていった心は・・・
何度拾い戻ってきても
またどこかへ弾かれて
見つからないの
どうしても見つからないの
あなたの心がどうしても・・・
********************************
切れた傷が
今頃ズキズキと痛いなんて
馬鹿だね。。
追い詰められて
いったい何をしているのか・・・
窓・・・
暖炉で温めるカラダ
瞳を妬く貴女を炎に映して
あなたを想う
心にある想いのすべてを
貴方にぶつけても
目の前で叩き壊された
虚しさを抱きしめ
カラダを離れた心は
ドアを開け窓の外にいた
温かそうな部屋
覗いたその場所には
私の姿はない
色のない世界
木々のざわめきに
微かな嘆きも消されてゆく
抑えてた感情を声に出して
ガラスを叩き続けても
胸の奥で悲しく響いているだけ
血が滲む掌で握った信頼を
心の障壁に
手当たりしだいに投げつけた
弾かれた言葉
二番目の傷は深く抉り取られ
胸の痛みが増すばかり
何故だか涙も零れない
行く場所が無い心は
幸せの意味を失って
抜け殻のカラダは
部屋の隅で固まったまま
どれだけ時間が経ったことか
それさえ気づかぬまま
一点を見つめる瞳に
生きる術が見当たらない
暖炉の炎が消えてゆく
燃え滓を突付きながら
憎しみをおぼえた
涙がふと・・
しゅ~と音をたてて
汚れた灰に埋もれた
しゃがんで痺れた足
いつまでこうしていよう
叩かれた頬に残る熱さ
張り裂けそうな胸の中
ふとよぎる貴方の顔
私は救われるのだろうか
考えても
考えても見つからない答え
また苦しむ
縛りつけられた心は
許されない貴方を求めて
いま駆け出していった
救われたりはしないのに
Tea*Rose
闇・・・・
始まりと終わりを考えてた
冷たい言の葉を呟くと
あの人は風のように
知らない誰かに逢いにいった
振り返りもせずに
さよならの落葉を蹴散らして
バタンと扉をしめて
ひとつの香りも残さずに
夜毎傷んだ羽を摩る私は
凍えた街にひとり扉をあけ
蒼い月を前に
哀しみのボレロを刻む
頬を撫でる風の声も届かぬ今
踊り狂うつま先から
滲んだ赤い薔薇の花弁
風を求め傷だらけの手で空をきる
掴むものは何もない
汚れた瞳に映る木々の影さえ
佇む心の闇を震わせて
チクリと刺す薔薇の棘
当てのない風と戯れた夜
砕け散った想いは
失望の闇に包まり
放縦の旅への扉を開け放つ
想いの欠片が刺さったまま
過去の鎖で折れたヒールを脱ぎ捨て
夢見に浮かぶ橋を
引きずる足で歩きはじめた
Tea*Rose
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流れ往く時・・・
僕らの心を繋ぐものは
もう悲しみでしかないんだ
暗い海に投げ出された心は
後悔の風に煽られ
渦巻く海へと沈められてゆく
苦し紛れに発した言葉は
砕ける波に打ち拉がれて
傷だらけの躰は
這い上がった広い胸で震えてた
押し黙った瞳
言葉にならない想いは
遠く霞む未来をはかろうとする
悲しみの言葉の鎖
終わらない今への嘆き
抱き寄せる互いの溜息を
乾いた砂地に押し込めた
Tea*Rose
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君が望めば・・
僕に出来ることは
何もないのかもしれない
それでも僕はずっと・・・
待っているよ
すべてを
投げ出す覚悟をもって
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